今人気の「コンパクトSUV」とは?選ぶポイントやおすすめ車種も紹介

近年、販売台数ランキングでも上位にランクインする「コンパクトSUV」。各自動車メーカーからデザイン性、走行性の高いコンパクトSUVを続々と投入しています。しかしコンパクトSUVとは、どんな車を指すのかご存知でしょうか。そこでこの記事では、今人気のコンパクトSUVについて解説します。選び方やおすすめ車種も紹介するので、コンパクトSUVについて詳しく知りたい方は参考にしてください。

1.コンパクトSUVとは?

1.コンパクトSUVとは?

結論から言うと、コンパクトSUVに明確な定義はありません。一般的に、コンパクトカーをベースにした派生車であるとされています。サイズに関しても明確に定められていないものの、全長4,000~4,500mm程度の車が多い傾向です。たとえば、今販売台数ランキングで常にトップ3入りしているトヨタのハッチバック「ヤリス」から派生した「ヤリスクロス」は、人気のあるコンパクトSUVです。また、スズキの「クロスビー」やホンダの「ヴェゼル」にように、軽自動車やコンパクトカーづくりで培ったノウハウを生かして開発されたコンパクトSUVもあります。

コンパクトSUVの魅力は、コンパクトカーのように取り回しの良さや使い勝手が優れているうえ、SUVのように運転中の見晴らしの良さや走行性、走破性も兼ね備えている点です。また、そもそも「SUV」とは、Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略で、日本語に訳すと「スポーツ用多目的車」となります。

つまり、SUVとはスポーツやレジャーに適した装備を持った利便性の高い車両と言うことができるでしょう。そういった利用シーンにプラスして、街中での快適性や利便性も向上しているのが大きな特徴です。最近のモデルでは、デザインもアウトドア感満載のスタイルが多くあります。ちなみに、全長4,500mm以上5,000mm未満のタイプはミドルサイズSUVにカテゴライズされます。

2.コンパクトSUVの3つの選定ポイント

2.コンパクトSUVの3つの選定ポイント

一口にコンパクトSUVと言っても、車種によってサイズや性能、機能性も異なるため、どのコンパクトSUVを選べばいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。そこで、コンパクトSUVを選ぶ際に押さえてほしい3つのポイントを紹介します。どんなシーンで使いたいのか、コンパクトSUVに何を求めるのかによって選ぶべき車が変わるので、参考にしてください。

2-1.【ポイント1】悪路走破性が高い地上高のある車種を選ぶ

悪路とは、雪道やぬかるみ、砂地、段差が多い路面や舗装されていない道のこと。このような走行が難しい道でも走り抜けられる性能のことを「悪路走破性」と呼んでいます。SUVは、そもそも悪路走行性を高めるために最低地上高を高く設定しているのが大きな特徴です。

最低地上高が高ければ、車の下回りのダメージを軽減したり障害物の接触や融雪剤の付着も回避したりできます。レジャーやアウトドアでの利用が多い場合は、最低地上高が高い車種を選ぶと悪路走行性が高く、快適な乗り心地を実感しやすいでしょう。

2-2.【ポイント2】荷室は広さだけではなく積み込みのしさすさもチェック

車を選ぶ際は、荷室の広さや積載量について確認する人も多いでしょう。確かに、積載量が多いほど荷物がたくさん載せられるので、キャンプやアウトドア、旅行などには重宝します。ただし、荷物が積み込みやすい車種でなければ、荷室の広さや積載量の多さを十分に活かしきれません。

基本的に、荷物の出し入れは低床フロアのほうが有利ですから、車高が高い車種は苦労しがちです。特に力が弱い子どもや女性にとっては、負担となるかもしれません。車高が高いコンパクトSUVの場合、バックドアの開口部が広いと荷物の出し入れが楽になるので、広さや積載量と同時にチェックしておきたいポイントです。

また、車体や開口部の形状によっても荷物の積み込みやすさが変わります。一般的には、曲線で構成されたフォルムよりも箱のようなスクエアフォルムのほうが荷物の積み込みが楽にでき、積載量も多い傾向にあります。利用するシーンをイメージしながらチェックしてみましょう。

2-3.低燃費重視ならハイブリッド車の設定がある車種を狙う

ガソリン車かハイブリッド車かで迷った場合、燃費性能を重視するならハイブリッド車を選ぶのがおすすめです。ハイブリッド車はモーターで走行する際にガソリンを使用しないため燃費が抑えられ、特に長距離・長時間運転での恩恵が大きいと言えます。また、CO2の排出量も抑えられるハイブリッド車は税制面でも優遇があり、エコカー減税・環境性能割・グリーン化特例の3つの優遇減税があります。ガソリン車に比べて本体価格は高くなるものの、左記の優遇減税や給油回数が少なくなるので維持費を抑えられるのも見逃せないメリットです。

3.コンパクトSUVのハイブリッド車の魅力・メリットまとめ

「コンパクトSUVならハイブリッド車が欲しい!」と思った方向けに、ハイブリッド車の魅力やメリットについてもまとめてみました。先述したように、ハイブリッド車はエンジンとモーターを併用して走るため、燃費が大幅に向上するのが大きなメリットです。

また、車種によっては始動時にハイブリッドシステムを始動するだけなので静かに発進できます。またモーター走行時は、車内空間が静かで会話も良く聞こえるでしょう。さらに、CO2の排出量が少なく環境にもやさしいなどの特徴を備えていて、新車以外に比較的新しい中古車も減税の対象となります。

4.どのコンパクトSUVを買うべき?おすすめ3車種を紹介!

4.どのコンパクトSUVを買うべき?おすすめ3車種を紹介!

ここからは、どのコンパクトSUVを買ったらいいのか悩んでいる方向けに、おすすめの3車種を紹介します。

4-1.トヨタ C-HR

C-HRは、先進かつ個性的、さらにスタイリッシュなデザインのコンパクトSUVです。トヨタの次世代型プラットフォーム「TNGA」を採用したことにより、C-HRの基本性能を向上させています。動力源はガソリン車とハイブリッド車の2種類あり、特にハイブリッド車はコンパクトSUVのなかでもトップレベルの燃費性能です(※2019年10月現在、トヨタ自動車調べ)。トランスミッションはCVTと6MTから選べ、どちらもスムーズで快適な走りを楽しめます。

4-2.スバル XV

スバルの人気コンパクトSUVとして知られるXVは、洗練されたデザインと快適な走行性能が自慢の一台です。次世代の「スバルグローバルプラットフォーム」を採用したことによって総合安全性能が一段と高まり、カーブが続く道も安定して走行できます。また、SUV特有の高い視点によって見通しが良好なため、長距離運転はもちろん狭い道でのすれ違いや街中の運転もスムーズです。路面状況に応じて切り替えられる運転モードにより、本格SUVと同等の悪路走破性も実現しています。

4-3.ホンダ ヴェゼル e:HEV

SUVならではの力強さを感じさせつつ、クーペのような流線型のデザインが特徴的なホンダのコンパクトSUVです。発電用と走行用の2つのモーターを搭載した「e:HEV」により、パワフルかつ安定した走りと高い環境性能を両立しています。ドライブモードスイッチの操作で加速と減速を自分好みに調整できる機能も搭載し、場面を問わず快適な走りが楽しめます。ラゲッジスペースはフラットになるため荷物をたくさん積み込めるうえに、後部座席を跳ね上げると背の高い荷物を載せることも可能です。

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<記事掲載日>2022年3月18日

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