中古車の値引きのコツは?値引きができなくても安く手に入る方法も紹介!

中古車を購入する際、「もう少し安ければ」と考える場面はよくあるでしょう。そのようなとき、値引き交渉したいという思いがよぎるかもしれません。しかし、中古車の値引き交渉は難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では中古車値引きのコツについて解説するとともに、値引き以外でも安く車を手に入れる方法を紹介します。

1.中古車って値引きできるの?

1.中古車って値引きできるの?

中古車の値引き交渉はそもそも可能なのか、できるとしたらどれくらい値引きできるのかについて、この段落では説明していきます。

1-1.結論から言うとできる!しかし車両や状況によって対応は様々

中古車は、一般的に新車よりも販売価格が安くなっているため、値引き交渉は難しいと思われているかもしれません。新車は値引き交渉が一般的に行われるため、極端な額を提示しない限りは、値引き交渉はしやすいでしょう。一方、中古車はユーザーから買い取ったり、オークションで落札したりと、諸経費がかかっているため、新車に比べると販売店の値引き対応額に余裕はないといえるでしょう。

しかし、結論からいうと中古車の値引き交渉は可能です。新車ほど値引き交渉に寛容ではない場合が多いですが、中古車も値引き交渉に対応してくれる販売店もあります。ただし、車両や時期等によって交渉しやすい、交渉しづらいの差はあります。例えば、軽自動車と比較するとミニバンなどの車両価格帯が高めの車種の方が値引き交渉がしやすい傾向にあります。

1-2.どれくらいまで値引きできる?

中古車に対する値引きの限界は一般的に車両価格の数%程度といわれています。ミニバンやSUVであれば、交渉次第でもう少し値引き可能かもしれません。これらの車種は人気が高く、中古車販売価格の相場も高い水準にあります。つまり、高額で出してもある程度は売れる車種のため、値引き交渉の余地が残っている場合が多いためです。ハイエースなどのワンボックスバンも中古車販売価格が高い車種のひとつといえます。ワンボックスは商業用のイメージがあるかもしれませんが、アウトドアやスポーツを趣味にするユーザーからも人気の車両です。多少古いモデルでも価格はそれなりに高いので、値引き交渉にチャレンジしてみましょう。上手くいけば予想以上の値引きが引き出せるかもしれません。

新車価格が安い車種は中古では利益を出しにくく、値引き交渉はあまり期待できません。状況によっては値引きをまったく受け付けてもらえない場合もあるでしょう。逆に、あまり売れそうにない車であれば思わぬ大幅値引きをしてもらえるケースもあるようです。

2.中古車の値引きのポイント

2.中古車の値引きのポイント

この段落では値引きが利きやすくなる時期、値引きの交渉方法などについて解説します。

2-1.値引きが利きやすくなる時期は?

値引き交渉のしやすさは時期によっても変わってきます。ほとんどの販売店は販売目標を設定していますので、追い込みのタイミングである月末あたりに値引き交渉をしてみるとよいでしょう。よほど順調な売り上げでない限り、「1台でも多く売りたい」と考えている販売店が多いはずです。他の時期よりも有利な状況で値引き交渉に臨むことができる可能性が高いです。

同様に「期末」に関しても意識しましょう。「3月」と「9月」は販売店やディーラーの決算期である事が多く、目標台数は高めに設定されている傾向です。通常時と比べると、目標台数達成のために積極的な営業活動をおこなう販売店も多くなるため、値引き交渉はしやすくなるでしょう。決算期を過ぎたあたりの4月~5月あたりも在庫が余りやすくなるため、中古車の価格が下がることがあります。

2-2.値引き交渉のコツ

中古車は同じ車種であっても、その車の状態によって価格は異なります。「他のお店の方が安かった」という直接的な交渉方法が通用するとは限りません。今すぐに買いたい気持ちをアピールしながら、他店にも気になる車両があり価格も安かったことをそれとなく匂わせるのが有効です。ただ時にはまわりくどく徐々に値引き交渉するよりも、いくらまで出せるのかをストレートに伝えることで交渉がスムーズにいく場合もあるので、状況に応じた使い分けが大切です。欲しい車の市場の販売価格をあらかじめ調べておき、妥当な値引き額を提示してみてください。

値引きが上手くいくかどうかはケースバイケースです。販売員が嫌な顔をしているときにはすんなりと引いたほうがよいでしょう。強引に行きすぎると、値引き交渉そのものが決裂してしまう恐れがあります。

3.値引きが利かないのには理由がある

3.値引きが利かないのには理由がある

値引きができない車には理由があります。値引きができずに購入したからといって、損した気分にはならないようにしましょう。例えば、市場で人気が高い車や購入を検討しているお客さんが複数いる車の場合、店側としては値引きする必要がありません。つまり、値引きされない車にはそれ相応の価値があるということです。人気があり、状態がよい車であれば、値引きがなくてもそれ相応の価値があり割高ではありません。車は長い付き合いを想定して購入するものです。安さばかりを追い求めず、質にもこだわるようにしましょう。

4.値引き以外でも安くすることはできる

それでも車を安く買いたいと考える方もなかにはいるでしょう。この段落では、値引き以外で車を安くするアプローチを紹介していきます。

4-1.車庫証明を自分で対応

車の購入時に必要な諸費用のひとつとして車庫証明代行費用があります。車庫証明を自分で取得すれば1~3万円程度、手数料を安くできるでしょう。警察署で申請書を記入して必要書類と合わせて提出後、3~5日ほどすれば車庫証明書が発行されます。やり方自体はそこまで難しくないですが、車庫証明の受付は平日しか受け付けておらず、受付時間も8時~17時までと決まっています。お仕事をされている方によっては行くのが困難な時間帯です。家族で代理申請する方法もありますが、それも難しいようであれば販売店に任せることをおすすめします。

4-2.販売店の店頭で納車する

車を購入後、自宅まで持ってきてもらえるサービスを利用する方は多いでしょう。しかし、これを利用すると納車陸送費が発生するため、費用を少しでも減らしたいのなら、自ら販売店まで出向いて店頭で納車してもらうとよいでしょう。費用がどれほど安くなるかは自宅と納車場所の距離次第ですが、数万円浮くケースもあるでしょう。

4-3.オプションなどを無料にしてもらう

値引き交渉には応じてもらえなくても、オプションを無料でつけてもらえるケースはよくあります。例えば、洗車用品やメンテナンスキットなどのカー用品をつけてもらったり、車の傷やへこみを直してもらったりといった内容です。カー用品はあまりに高すぎるものを要求すると断られてしまうので、妥当な範囲でお願いするようにしましょう。車の修理サービスに関しては、販売店が普段から修理工場とつきあいがあるケースが多く、一般的な修理費よりも安価で対応できるため交渉しやすいかもしれません。また、ガソリン満タン納車の要望も対応してもらえる可能性が高いでしょう。細かいかもしれませんが、ガソリンは意外と高くつくので、できれば交渉するのが望ましいです。

5.中古車リースで乗りたいクルマに手軽に乗るという選択も!中古車リースって?

好きな中古車に手軽に乗る方法としてカーリースを利用するのも悪くはありません。カーリースとは月々定額の料金を一定期間支払う契約を行い、好きな車に乗るサービスです。ただし、購入ではないので、一般的に契約が終了すれば、利用していた車は返却するのが前提となります。頭金が必要ないため、初期費用の負担が軽いのがメリットです。支払方法を月々定額にすることで、中古車でも普段は乗れないようなワンランク上の車に乗れるかもしれません。

値引き交渉も良いが自分が乗りたい車に乗る方法は他にもある!賢く利用

中古車の値引き交渉はやってみる価値がありますが、乗りたい車に賢く乗る方法はそれだけではありません。思ったような値引きができないような場合は、自分にあった乗り方を考え直してみることが大切です。中古車のカーリースであればオリックス自動車の商品を検討してみてください。オリックス自動車の中古車リースは、リース契約終了時にそのまま車がもらえる点が人気で、在庫台数も豊富にあるので、きっとお気に入りの1台が見つかります。

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<記事掲載日>2020年9月15日

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「ORIX U-car」コラム編集部
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