中古車購入の流れ!やるべきことや準備するもの・店舗に行かずに済む方法

「車を持ちたいけれど予算は抑えたい」という方は、中古車を買うという手段もあります。しかし、実際に中古車を購入するとなると、契約から納車までどのように進めていけばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では中古車の探し方や納車までの一般的な流れ、さらに必要な準備などについて紹介していきます。

1.中古車購入までの一般的な流れ

1.中古車購入までの一般的な流れ

はじめに、中古車を購入する際の一般的な流れについて紹介していきます。

1-1.予算と車を決定する

はじめに決めておきたいのは予算と車種です。いきなり販売店に中古車を見に行くのも悪いことではありません。しかし、いくらまで出せるか把握しておかないと、その場の雰囲気で無理なローンを組んでしまうという心配が出てくるからです。また、中古車は状態がそれぞれ異なるため、予算や車種などを決めておかないとなかなか決められずに迷ってしまうことになります。他にも、何の目的で車を使うのか、月単位の利用頻度はどれくらいなのかといった基本的なことも決めておきましょう。さらに、それらの条件に優先順位をつけていくことで自分が求める車を絞り込むことができます。

1-2.ネットで車を検索・店舗に問い合わせ

近くに中古車を扱う販売店があるなら、そこへ見に行ってみるのもいいでしょう。しかし、自分の欲しい車が展示されているとは限りません。販売店をいくつか巡ってみても、なかなか希望の車に出会えないこともあります。そのようなときに便利なのがネットでの中古車検索です。自分の欲しい車の条件を入力して検索してみましょう。さまざまな中古車販売店が登録している専門サイトを使うのもいいですし、メーカーや中古車専業店が独自に開設している中古車サイトでも探せます。検索件数が多すぎる場合は、地域やボディカラーなど条件を絞るとさらに選びやすくなります。検索結果が出て、気に入った車があれば販売店を確認し、直接問い合わせするか予約をして店舗を訪問するようにしましょう。

1-3.訪問・見積もり・交渉

ネットで見つけた中古車を実際に見て状態に納得し、購入を考えるなら見積もりをもらいます。ネットでは車両本体の価格しか提示していない販売店もあります。しかし、実際に購入するとなると整備費用や自動車税などの税金、名義変更にかかる費用などが発生するため、車両本体価格だけでは済みません。さらに、自宅まで納車してもらうには陸送費用なども必要です。また、中古車の場合は車検が切れているケースもあり、その場合は車検に関わる費用もかかってきます。

見積もりをもらったら価格が妥当であるか、また予算に合っているか検討してみましょう。もしも内訳が不明な場合や疑問のある費用があれば販売店に確認することが大切です。見積もりを取った結果、「欲しいけれど少し高い」と感じることもあるかもしれません。その場合は値下げ交渉を行うという方法もあります。ただし、販売店との関係に溝を作らない範囲内で行うのがポイントです。大きく下げてもらうことを考えるのではなく、常識をわきまえた交渉を心がけましょう。

1-4.必要書類の準備・契約

車種や金額など希望に合った中古車が見つかったら、次は契約をします。そして、納車に必要な書類を揃えましょう。中古車の購入で必要な書類は販売店や状況、また普通車か軽自動車かによって異なります。すべて自分で揃えるのが難しい場合には、販売店が代行して取得してくれるため心配は要りません。困っていることはそのままにせずに相談してみるとよいでしょう。それよりも、契約書にきちんと目を通しておくことが重要です。

1-5.保険加入・購入費用の支払い

書類を揃えて契約が済んだら、次に購入費用を支払います。決済方法は現金一括か自動車ローンなどが一般的ですが、中古車の場合は低価格なものもあるため、クレジットカード決済を選択できる販売店もあります。また、最近人気が高まっているリースもおすすめしたい支払い方法の一つです。支払いが済んだら、任意保険に加入しておきましょう。乗り出しに必要なので、納車までに加入できていることが理想的です。下取りしてもらう車で加入しているなら、保険会社へ車両変更の手続きが必要になります。必ず納車前に保険会社へ車両変更の連絡をしておきましょう。

1-6.納車

契約から納車までの日数は、3〜4週間かかる場合もあります。しかし、実際には混み具合によって変わりますし、車検の有無や整備内容、書類の準備状況によって違いが出てきます。例えば、車検付きで特に調整が必要でなければ早めに納車になることもあるでしょう。もちろん、車検や修理が必要なうえに繁忙期が重なれば、もっと納車時期は遅れるかもしれません。納車時期については、契約の際に販売店に確認しておくと目安がわかります。実際に納車が済んだら、すぐに車両を確認しましょう。エンジンはもちろん、エアコンやパワーウィンドウ、ギアの入り具合など機能面の動作確認は必須です。その他、ボディ部分に知らない傷やへこみはないか、購入時に依頼した修繕はされているかどうかも確認します。

2.契約後の車両登録に必要な書類

2.契約後の車両登録に必要な書類

契約を締結した後、名義登録のために必要な書類を揃えます。1つでも抜けがあれば納車はできません。名義登録に必要な書類は、普通自動車の場合であれば車庫証明書に印鑑証明書、そして委任状の3点です。委任状は販売店で用意している場合が多いので特に心配は要りませんが、印鑑証明書は必ず用意しましょう。車庫証明書を申請できるのは平日の8時〜17時までのため、平日仕事をしている人はなかなか難しいかもしれません。その場合は販売店に相談してみましょう。手数料は別途必要になりますが、ほとんどの販売店は代行してくれるので、面倒な手間や時間がかからずに済みます。

車庫証明書を取る際、必ず用意しておきたい書類は保管場所証明申請書と自認書です。賃貸物件の敷地内に駐車する場合は、自認書ではなく保管場所使用承諾書を家主からもらっておきましょう。この他、駐車場の所在図と配置図も必要です。ここまで説明してきたのは普通自動車の場合で、軽自動車であれば住民票と認印のみとなります。軽自動車の車庫証明書については地域によって違いがあり、必須というわけではありません。不要な地域もあるため、あらかじめ居住地の管轄にある警察署のホームページなどで確認しておくとよいでしょう。軽自動車で車庫証明書が必要な場合は、名義登録をした後で申請するのが一般的です。

3.店舗に行く前にやっておくといいこと

3.店舗に行く前にやっておくといいこと

すべての人に該当するわけではありませんが、販売店に行く前にやっておくとスムーズに進められることがあります。ここでは、事前に準備しておきたいことについて紹介します。

3-1.契約方法を検討する

車を現金で購入しない場合の契約方法には、自動車ローンとリースの2種類があります。それぞれどのような違いがあるのか説明しますので、どちらが自分に合っている支払い方法なのかをあらかじめ検討しておきましょう。

自動車ローンは新車購入の際に利用する方は多いかもしれませんが、中古車でも使えます。自動車ローンは販売店を経由して利用できる信販会社が提供するオートローンが一般的ですが、銀行のマイカーローンを使う方法もあります。販売店で利用できるオートローンは契約するときに同時に申し込みしなければなりません。一方、銀行のマイカーローンは個別に自分で申し込みをしますが、Webからも可能です。ただし、いずれの場合もローンを組む以上は審査があります。審査に通過しないと利用はできません。

リースについても、新車というイメージが持たれやすいですが中古車でも可能です。ただし、どの販売店でも対応しているというわけではないため事前に確認しておきましょう。リース会社が提供している中古車リース商品であれば、そのままリース契約ができる場合もあります。または、販売店が提携しているリース会社があるならそこでリース契約を結ぶことも可能です。もちろんリース契約にも審査があり、まず審査に通過することが利用の条件になります。

3-2.駐車場の準備

車の購入自体がはじめてであれば、駐車場がないという人もいるかもしれません。持ち家で敷地内に十分な駐車スペースがあるなら別ですが、駐車できるようなスペースがない場合や賃貸物件で別に駐車場を用意しなければならない方は探しておきましょう。駐車場がなければ車を購入しても保管ができません。そもそも、普通自動車の場合は登録自体できないことになります。駐車場として認められるのは居住地から直線距離で2km以内の場所です。この距離を目安にし、できるだけ早めに確保しておくと安心です。

4.車の購入もネット完結できる!

ネットで検索することで全国を対象に中古車を探すことができます。信頼できる販売店ブランドや車両検査情報があれば、ネットでも満足のいく車両を手に入れることは可能です。遠方の場合は現地まで見に行くのはなかなか大変ですが、メールや電話、または郵送などを活用して中古車を購入する方は増えています。最近ではオンライン商談を導入している販売店もあるので活用してみるのも良いでしょう。実際に現車を見ることは重要ですが、よほど大きな損傷でもない限り、なかなか違和感に気づける人はいません。販売店に行って購入したからといって、失敗を避けられるとは限らないのです。

ネットで検索できる販売店の多くは、要望に応じて中古車の写真や動画を送ってくれるというサービスを提供しています。気になる部分があれば、販売店に気軽に相談して撮影してもらいましょう。また、リースに対応している場合は、現金購入価格の他にリース料がサイト上に掲載されている場合もあります。支払い方法に関してもネットで検討できるため、販売店に行かなくてもすべてネットで完結することが可能です。

5.「ORIX U-car」ならネットでも安心!

ネットでの中古車購入に興味を持っているなら、「ORIX U-car」を検討するのもよいでしょう。安心感の高い中古車ブランド「ORIX U-car」が提供している「オリックス認定中古車」なら、第三者機関が車両検査を実施し、独自の品質基準をクリアした証明として全ての車両に車両認定証が付加されています。中古車は、前の所有者がどのような使い方をしてきたのか実際には知ることができません。そのため、車両の状態は差が出やすくなります。しかし、「ORIX U-car」が提供する中古車商品は利用状況がはっきりしているうえに、車両の状態や使用歴が明確な中古車だけを取り揃えています。つまり、安心できる中古車しか取り扱っていないということです。さらに、ネットに掲載している車両に現金一括払いでの価格とリース料を表示しているので、自分に合った支払い方法で十分検討することができます。リース料は月々定額払いの料金が表示されているので、無理なく車を所有できる価格で検討したい場合は最適でしょう。またリース料には全国(※一部離島は除く)へ納車陸送費用も含まれているので、納車陸送費のことを考えず中古車検索ができるところも魅力です。全国のお客さまを対象にしたネット販売の実績やノウハウも豊富なので安心です。

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ネットでの中古車購入も視野に

現代では、中古車の購入も販売店に訪問することなくネットで完結できるようになりました。中古車だけに現車を見ないと不安に感じるかもしれませんが、使用歴や車両の状態が明確な中古車だけを扱う販売店であれば安心して購入できる時代になってきました。近くに中古車を販売している店舗がない場合や、希望の車両が近隣の販売店にない場合、また販売店に1人で行くことに不安を感じるなら、ネットでの購入を検討してみるのもよいでしょう。

<記事掲載日>2020年9月15日

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「ORIX U-car」コラム編集部
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