中古車の保証って必要？必要性や保証のチェックポイントも紹介

1.中古車の保証は大事！その理由

中古車というと、なかには「保証はいらない」、「そもそも保証はつかない」と考える人もいます。しかし、中古車の保証は非常に重要なものです。そのため、きちんと必要性について知っておくことが肝心です。なぜ保証が必要なのか、詳しい理由には以下のようなものが挙げられます。

1-1.中古車の保証ってどんなもの？

中古車の保証に加入している場合、保証条件の対象内であれば「修理費用」および「パーツ交換費用」などを保証してもらうことができます。また、「新車のメーカー保証の継承手続き」を行う場合は、その保証を使うことも可能です。これは新車の保証期間が残っている状態で中古車として購入し、その保証を引き継ぐことをいいます。なお、保証の種類や内容は多岐にわたります。メーカーや販売店だけではなく、大手中古車検索サイトが販売店に提供している保証もあるのです。

1-2.中古車の保証の重要性

中古車を購入するときに、「保証は必要なのか」と悩む人もいるでしょう。結論からいうと、中古車には保証をつけることをおすすめします。なぜなら、中古車はそもそも新車と比較すると、「故障するリスクが高い」ためです。見た目に問題がない中古車であっても、実は内部のパーツが劣化しているケースもあります。そのため、購入時は問題がなくても、いざ乗ってみると何らかの故障やトラブルが発生する可能性もあるのです。実際、「購入直後にトラブルにあった」というケースも少なくありません。後悔しないためにも、きちんと保証をつけておくことが重要になります。

また、中古車に無償で保証をつけている場合は、販売店側が品質に自信を持っている証拠ともいえます。このような点からも、保証がついている車両は安心して購入しやすいのです。

2.中古車の保証チェックポイント

一口に保証といっても、ものによって内容はさまざまです。中古車の保証をチェックするときはどのような点に注目すればいいのか、あらかじめ把握しておきましょう。

2-1.保証範囲・内容

中古車の保証は、「保証範囲」および「保証内容」についてしっかりと確認しておくことが重要です。後悔やトラブルを避けるためにも、この2点は見逃さずにチェックしましょう。基本的な保証範囲としては、「消耗品・オイル・ボディ内外装飾品」以外となります。なかでも、きちんと確認しておきたいのは「エンジン系統」「ミッション系統」「ブレーキ周り」の機関系部分の保証です。これらは車を運転する上で欠かせない大切なパーツであるため、保証範囲内かどうか、チェックしておきましょう。なお、消耗品は保証範囲に差が出やすい傾向にあります。保証されるケースもあれば、保証が難しいケースもあるため、注意しましょう。保証内容については、修理の部品のみ無料対応となり、工賃は別途かかる場合もあります。また、自損事故による故障は保証対象外になることも多いため、購入前に確認しておきましょう。

2-2.保証期間

中古車そのものを安く購入できても保証期間が短いと、初期不良があっても高額な修理費用がかかってしまうこともあります。特に、走行距離が多い車や年式が古い車には注意が必要です。走行距離においては、少なくとも納車後「1万km」までは保証してくれる保証内容、また保証期間においては、納車後「6カ月間」できれば「1年間」あれば安心でしょう。また、購入時に新車のメーカー保証継承をきちんと実施すれば、新車登録時から5年間はメーカー保証の対象となるため、購入予定の中古車の経年を確認してメーカー保証期間・保証範囲を考慮し、販売店の保証がどの程度必要なのか検討するとよいでしょう。

3.実際に故障・不具合が起きた場合はどうする？

保証というのは本来、「万が一の時のためのもの」です。故障や不具合などは、いつ起きるかわかりません。心構えをしていない状態で突然トラブルに直面するケースも多く、「何をすれば良いのかわからない」とパニックになってしまう方もいます。中古車の故障や不具合に気付いた場合は、まず「販売店に連絡する」ことが大切です。購入した店舗が遠方の場合や出先で故障した場合でも、基本的な対応は変わりません。速やかに販売店に連絡しましょう。ディーラー系列の販売店や大手中古車販売店であれば、最寄り店舗もしくは提携工場などで修理してもらえる場合があります。

なお、このようなトラブル発生時は、手元に「保証書」があると安心です。「保証書」にはトラブルが起きたときにすぐ対応できるように故障時の連絡先や連絡項目が記載されているので、保証書は車内に保管しておくようにしましょう。

4.中古車の保証の種類

中古車の保証には、いくつかの種類があります。どのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

4-1.新車メーカー保証の継承

中古車の保証の種類として、まず挙げられるのが「新車メーカー保証の継承」です。前述したように、新車メーカーの保証期間内に売却された車については、購入後に保証を引き継ぐことができます。ただし、新車メーカー保証の継承は「保証書が残っていること」が前提です。保証書が含まれている「メンテナンスノート」という冊子が残っているかどうか、確認しておきましょう。それに加えて、保証欄に「新車ディーラー印がきちんと残っている」必要があります。保証書の有無、また保証書が有る場合はディーラー印の捺印があるか、両方の条件を満たしているかどうかを購入時に確認しておきましょう。

4-2.販売店の基本車両保証・オプション延長保証

保証の種類として、販売店の「基本車両保証」、「延長保証」というものもあります。これは、販売店ごとに提供している、独自の保証のことです。それぞれの販売店ごとに保証範囲や内容が異なるため、きちんと内容を確認しましょう。なお、保証費用は車両本体価格に含まれているケースもあります。この場合、別途料金は発生しません。販売店は保証内容を基準にして選ぶことも一つの方法です。販売店によっては有料オプションで、基本車両保証の期間を延長できる「延長保証」サービスを提供しているところもあるので、必要に応じて申し込むことでさらに充実した保証内容にできるでしょう。

4-3.中古車検索サイトの中古車保証

中古車の購入を考えるときに、パソコンやスマートフォンなどで情報検索を行うケースも多いものです。なかには、「中古車検索サイトのサービス」を活用する方もいるでしょう。この中古車検索サイトでも、独自の保証サービスを有料で提供しており、車両掲載している中古車販売店で取り扱いがあれば加入することが可能です。

5.「オリックス認定中古車」なら充実の保証で安心！

中古車は実際に購入して乗ってみないと、なかなか不具合に気付かないものです。だからこそ、いつ故障やトラブルが起きても焦らないように、保証が重要になります。購入時に保証を重視するのであれば、「オリックス認定中古車」がおすすめです。「ORIX U-car」が提供する「オリックス認定中古車」は、業界トップクラスの充実した保証が全車に無償付加されています。消耗品を除く全ての部品が保証対象となるため、安心です。対象期間は国産車の場合は「車両納車日から1年間」で「走行距離は無制限」、また輸入車の場合は「車両納車日から6カ月間」または「走行距離5000kmまで」となっています。

さらに、プラスアルファの安心感を求める方のために、さまざまなプランが用意されています。必要に応じて、有料の「新車メーカー保証継承」、「＋1年間の延長保証」などのプランを検討してみるとよいでしょう。充実した保証を前提に、安心して中古車を選ぶことができます。

中古車選びは保証も重視！安心のカーライフを

中古車は新車に比べると、どうしても故障のリスクが高い傾向にあります。そのため、しっかりとした保証がついたものを選ぶことが重要です。「オリックス認定中古車」であれば、充実した保証がついているため安心です。保証を重視する方は検討してみてはいかがでしょうか。車は長く乗るものだからこそ、見た目や価格だけではなく、保証まで考慮して慎重に選ぶようにしましょう。

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