カーリースを比較して自分に合ったものを選びたい!選び方のポイントは?
初期費用を押さえてクルマを入手する手段としてカーリースの利用を検討している方は少なくないはずです。ただ、カーリースと一言でいってもいろいろな種類があるため、一体どれを選べばよいのかわからなくて悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。そこで、実際にどのようなものがあるのかを紹介しつつ、それらを比較しながらカーリース選びのポイントについて解説していきます。
1.話題のカーリース!なぜ人気?
かつては法人が利用するものというイメージが強かったカーリースですが、最近では個人での人気も高まっており、利用者は年々増え続けています。人気の理由のひとつがその手軽さです。クルマを購入する場合は、購入時に大きな出費を伴うのに対し、リースの場合は初回の支払いから月額料金のみで利用でき、その他に大きな出費が必要といったこともありません。また、クルマの維持に関しても両者には大きな違いがあります。クルマを所有していると、毎年の自動車税(種別割)や車検時にかかる自動車重量税・自賠責保険の支払いが、都度必要となりますが、カーリースならそれらの費用はすべてリース料に組み込まれている事が多いので、毎月同じ料金を払えばよいだけです。
支払い額が一定であれば、自分の収入に見合ったプランを選んで計画的な支払を行いやすくなります。たとえば、年に1度の自動車税(種別割)などで急に出費が増えて慌てたりしなくてもすむわけです。その他にも、カーリースの場合、短期間でさまざまなクルマに乗り換えることができるプランを用意しているリース会社があるなど、リース会社や商品によっていろいろな独自サービスがある点も見逃せません。
2.カーリースを選ぶ際のチェックポイント
カーリースには多くの提供会社や商品が存在します。そのため、どれを選べばよいのかわからない、面倒くさいからやめた!といったことにもなりかねません。そこで、カーリースの選択に迷っている方の参考になるように、自分の希望に合ったものを選ぶためのポイントについて説明していきます。
2-1.リースの期間と期間終了時の扱いについて
カーリースのプランを選ぶ際に、まず検討すべきはリースの期間です。長いものでは9~11年に及ぶ一方で、短いものだと1年、あるいは1カ月リースといったものまで存在します。そのため、自分のカーライフと照らし合わせて最適なものを選ぶ必要があるのです。たとえば、毎年決まったシーズンだけレジャーや旅行のためにクルマを使うというのであれば1カ月限定のリースを利用するという手があります。中古車限定ではあるものの、格安でクルマを利用できるのでお得です。
また、1年間だけクルマが必要な方は1年プランが最適だといえます。ただし、1年プランを繰り返して2年3年と乗り続けていくと割高になってしまうので注意が必要です。長期にわたって利用する場合は、やはりその年数に見合ったプランが最も安上がりです。ただし、すべての会社にこれらのプランが揃っているわけではありません。用意されているリースプランは会社によって違いがあるので、自分の希望のプランがあるか否かで選択肢を絞っていくのが賢明だといえるでしょう。
さらに、リース期間満了時に関して4点ほど確認すべきポイントがあります。1点目はリース期間の延長や中途解約ができるかどうかです。2点目としてはリース満了時に車両は返却しなければならないのか、それとももらえるのかということ。3点目は「残存価格」の精算の有無です。残存価格とはリース期間満了時の売却見込み額のことであり、その額をあらかじめ引いてからリース料を割り出している場合があるのです。そういったプランではリース期間満了時の査定額が残存価格を下回ってしまうと差額を払わなくてはいけません。4点目は、走行距離に制限があるプランの場合、実際の走行距離が上限をオーバーした場合、超過した距離に応じて差額を支払わなければなりません。こうした点を確認しながら、自分に合った商品・プランを選ぶようにしましょう。
これらの内容の確認が甘かったために、契約をしてから後悔したなどということがないようにしておきましょう。
2-2.料金体系について
カーリースの料金体系にはいくつかのパターンがあります。最も多いのは頭金なし・ボーナス払いなしの定額支払いですが、希望すれば頭金やボーナス払いプランに変更できることもあります。それぞれのプランを比較し、自分が一番支払いやすいものを選びましょう。
また、リース料の中身についても必ず確認するようにしましょう。リース料の中に任意保険代・車検などのメンテナンス代・各種税金・自賠責保険料・納車陸送費などがすべて含まれていれば、支払うのは月々のリース料だけですみます。しかし、もし含まれていないものがあれば、それに関しては別途支払い必要となるので注意して確認しておきましょう。
ただし、なんでもかんでも含まれていれば良いというものでもなく、例えば任意保険は年齢や等級によっては自分で別途契約した方が安上がりになる事もあります。
カーリースには新車だけでなく、中古車を取り扱っている場合もあり、よりお手頃な価格で利用することが可能です。ただし、中古車を取り扱っている会社は現時点ではあまり多くはありません。
2-3.選べる車について
カーリースの会社にはメーカー系と非メーカー系の2種類があります。前者はリースの対象となるのは基本的にそのメーカーのクルマだけです。特定のメーカーのファンであり、他のクルマに乗る気はないというのであれば話は別ですが、そうでない場合は選択の幅を狭めることになってしまいます。いろいろなメーカー・車種の中からクルマを選びたいというのであれば、すべての国産車を対象としている非メーカー系のリース会社から選ぶのが賢明です。
2-4.制限について
さきほど2-1でも触れたように、走行距離に制限が設けられているプランがあります。走行距離に関するルールはサービスによって異なっているので、必ず契約前に確認しましょう。
また、納車後にカー用品やアフターパーツを装着するなどといったクルマのカスタマイズをどこまでしてよいのかという問題もあります。これも必ず、事前チェックをしておくようにしましょう。それを怠ると、知らず知らずの内に契約違反となってしまい、罰金を請求されるといったことにもなりかねません。
3.カーリース会社を比較!
一例として、代表的なカーリース会社の基本的なサービス内容を比較してみます。
A社
・月額料金:8,000円~
・リース期間:7~9年
・選べる車:新車のみ・国内メーカーの全車種
・料金体系:毎月定額制かボーナス月加算のどちらかを選択
・料金に含まれているもの:登録諸費用・車検代・自動車税・自賠責保険
・リース終了時の残価精算:なし
・リース終了時の車両の取り扱い:車をもらえる
・その他の特長:契約終了2年前から乗り換え及び返却が可能
B社
・月額料金:10,000円~
・リース期間:5年
・選べる車:新車のみ・国内メーカーの軽自動車~ワゴン車まで(カラーやオプションの指定も自由)
・料金体系:毎月定額制かボーナス月加算のどちらかを選択
・料金に含まれているもの:車検代・自動車税・メンテナンス費用
・リース終了時の残価精算:あり
・リース終了時の車両の取り扱い:返却・買取り・延長のいずれかを選択
・その他の特長:国交省が認定する整備工場にて定期的な点検や整備を実施
C社
・月額料金:21,780円~
・リース期間:3年・5年・7年の中から選択
・選べる車:新車・中古車、国内メーカーの軽自動車~ワゴン車まで(カラーやオプションの指定も自由)
・料金体系:毎月定額制
・料金に含まれているもの:車検代・自動車税・メンテナンス費用
・リース終了時の残価精算:あり
・リース終了時の車両の取り扱い:返却・買取り・延長・乗換のいずれかを選択
・その他の特長:給油の支払いを指定のカードで行うと一定額を値引き
以上の3社を比較すると、月額料金最安値でのリースが可能なのはA社ですが、リース期間は7年以上と長めです。逆に、C社は月額料金が高い代わりに短期間でも利用が可能という特長があります。一方、B 社はリース期間が5年のみと選択の幅が狭いものの、専門の整備会社で点検や整備をしてもらえるのが魅力です。このように、それぞれの商品やサービス内容をよく比較したうえで、自分が求める条件に最も近いものを選ぶことが大切だといえます。
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カーリースのサービス内容は会社によってさまざまですが、もし中古車も選択肢に入れたい場合や、契約満了時には車をもらえるプランを希望する場合は、オリックス自動車のカーリースがおすすめです。特に中古車リースをご希望の場合は、オリックス自動車のオリックス認定中古車リースなら、自社管理のリースやレンタカー車両を直接販売しているのでリーズナブルな価格で、かつ整備履歴や使用歴が明確で安心です。しかも契約満了時には無償で車をもらうことができます。また、商談や契約などの手続きもネットで手軽に行うことができます。カーリースを考えている場合には、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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