【中古車】軽自動車の選び方!ポイントや注意点・人気の車種を紹介
クルマを買うなら、手軽で維持費も安い人気の軽自動車にしようと考えている方も多いのではないでしょうか。予算に限りがある場合は、新車ではなく中古車にするのもひとつの選択肢です。本記事では、中古で軽自動車を購入する場合の選び方のポイントや注意点について解説します。また、人気の車種もタイプ別に紹介しますので、自分のライフスタイルにマッチするものを選んでみましょう。
1.軽自動車を選ぶメリット
あらゆる世代から需要が高い軽自動車は、なぜそんなに人気なのでしょうか。普通車ではなく軽自動車を選ぶことで、どのようなメリットがあるのかを紹介します。
1-1.コストが安い
軽自動車の一番の強みは、維持費を安く抑えられることです。安全装備などが進化したため、車両本体価格自体は、排気量の少ないコンパクトカーと比べて大幅に安いわけではありません。しかし、自動車税(種別割)や自動車重量税が普通車よりも安く、車検費用についても普通車より安く抑えられる傾向にあります。購入時の登録においても、車庫証明が不要な地域の場合は、販売店に車庫証明を代行で取得してもらう費用もかかりません。車庫証明が必要な地域は、別途自分で車庫証明を取得し、届け出る必要があります。
1-2.燃費が良い
軽自動車は普通車に比べて排気量が小さく、車両重量も軽いため、ガソリンを消費しにくく燃費性能が高いという特長があります。ただし、普通車でもプリウスなどのように燃費を大幅に向上させたクルマも増えているため、一概にすべてそうだとは言い切れませんが、軽自動車の多くは燃費性能は高い傾向があります。また、走り方や道路の混雑状況も燃費に大きく影響しますが、たとえば流れの良い一般道を走行する場合であれば、同じガソリン消費量でも普通車の2倍以上の距離を走行可能な場合もあります。
1-3.運転しやすい
ボディが小さく、小回りがきくため、普通車と比べると運転しやすいと感じる方も多くいるでしょう。実際に、道の狭い住宅街でも比較的楽に運転することができます。スペースが限られている場所でも、軽自動車であれば駐車可能なケースも少なくありません。小さいと言っても、車内空間は広々としたつくりのものが増えています。コンパクトカーと比べても遜色ないどころか、軽自動車のほうが、高さがあり広く、より大きな荷物を運べる車種もあるほどです。そのようなタイプを選べば、乗っていても窮屈さを感じることはないでしょう。
2.軽自動車の選び方
ここからは、中古の軽自動車を選ぶ際に、押さえておきたいポイントを紹介します。
2-1.予算を決める
まず、中古車は価格の幅が広いため、事前に予算をある程度決めておくことがポイントです。一般的に、中古の軽自動車の場合は、30~100万円ほどが相場のボリュームゾーンです。「年式が古い」、「走行距離が多い」、「人気が低い」などのクルマは価格が安い傾向にあるため、予算を抑えたい場合はこういった条件のものから選ぶとよいでしょう。モデルチェンジが行われた型落ちのクルマも狙い目です。丁寧に探せば、値段以上の掘り出し物に出会える場合もあります。ただし、いくら価格が安くても、過度な過走行車や、修復歴があったり、整備点検履歴が分からなかったりするクルマは後にトラブルになる可能性も高く、避けるべきです。
2-2.利用目的を考える
利用目的に合ったクルマを選べば、満足度も高まります。基本的なことですが、毎日乗るのか、週末だけ乗るのか。近所の買い物だけなのか、遠出したいのか。ひとりで乗るのか、家族で乗るのか。利用目的によってマッチするクルマは変わってきます。たとえば、手軽に日々の通勤に使用したいなら、使い勝手の良いセダンタイプが便利です。人を多く乗せる予定があるならば、室内空間の広いスーパーハイトタイプが重宝するでしょう。個性を出したいならSUVタイプやカスタムタイプなどといったように、ライフスタイルや嗜好に合う車種を絞り込めるはずです。
2-3.優先順位をつける
希望の条件は挙げたらきりがなく、人気のある良い条件のクルマほど当然予算も上がっていきます。自分にとっての譲れない条件や妥協できる点を洗い出し、優先順位をつけることも大切です。コストを重視して傷や汚れがある点は妥協するのか、走行距離が多くても人気の高い特定の車種が欲しいのかなど、自分の要望を整理しておきましょう。中古車は新車のようにコンディションが完璧ではなく、好きなようにオプションを付けられるわけでもないため、すべて自分の希望通り叶うことはないと思っておくほうがよいかもしれません。
3.中古車購入の注意点
販売店から購入する場合、「どこも同じだろう」と考えて、近さだけで選ぶと失敗しやすいので注意が必要です。ネットや友人からの口コミを確認し、評価が高く信頼できる販売店を選びましょう。まったく同じコンディションのものがない中古車だからこそ、販売員の知識や整備士の技術力が重要です。車両本体価格だけ見て、「安いから」と購入を決めてしまうのも失敗のもとです。クルマを買う場合には、車両本体価格とは別に「諸費用」を払う必要があります。諸費用とは登録手数料や納車費用であり、車検が残っていない車であれば車検整備費用や自賠責保険料、重量税は購入者の負担になります。必ず支払総額の見積もりを取り確認しましょう。
また、可能な限り、現物を見ておくこともおすすめします。たとえば、同じ走行距離のものでも、屋外で直射日光を浴び続けていたクルマと屋根のある駐車場に置かれていたクルマでは、外装ボディのダメージの度合いが異なります。外観だけでなく室内の状態もチェックしておきましょう。特に経年劣化のダメージを受けやすいのは、インパネやドアトリムなどの樹脂部分、革シートなどです。販売店が遠くて足を運びづらい場合は、車両検査表や車両写真などで細部についての状態表示を明確にしている販売店を選びましょう。
4.タイプ別!人気の軽自動車
軽自動車は、大きく4つのボディタイプに分けられます。ここからは、タイプ別に人気の車種を紹介していきます。
4-1.【コンパクトタイプ】ダイハツ ミライ―ス
軽自動車のコンパクトタイプを象徴するベーシックモデルです。低価格・低燃費にこだわった、運転しやすく使い勝手の良いクルマとして、女性や高齢者に人気があります。すっきりとしたエクステリアとシンプルな内装も魅力です。グレードによっては、安全装備が付いているものもあります。2台目のクルマとして、通勤用や近所へ移動する場合の足代わりにするという使い方にも向いています。
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4-2.【ハイトワゴンタイプ】スズキ ワゴンR
最大の特長は高い燃費性です。コンパクトタイプよりも室内スペースが広く、座席も動かせるのでかさばる荷物も運べます。ただし、ボディはコンパクトなので、細い路地や街中でも便利に走行できるなど、実用性に優れています。加えて、視界を確保しやすい大きな窓や位置を最適化できるドアミラー、視認性の高いディスプレイなど、運転する人の安全と快適性にも配慮されたクルマです。飽きのこないシンプルなエクステリアデザインが年齢層に関わらず人気があり、軽自動車の販売台数においても常に上位にランクインされるベストセラー車種です。
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4-3.【スーパーハイトワゴン】ホンダ N-BOX
生産された2011年以降、軽自動車の販売台数ではトップクラスの人気を誇ります。グレードによっては標準装備されているパワースライドドアが、小さい子供がいる方などに好評です。車内も広々としておりかなり高さもあるため、大きな荷物も運べます。ワンタッチで後部座席を畳める機能もおすすめの理由です。スタイリッシュなデザインに加えて充実の機能を装備しており様々なライフステージやシーンで利用できるため、男女問わず人気があります。2020年8月時点で軽自動車販売台数ランキングにおいて9カ月連続トップの実力は乗っていただければわかる名車です。
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4-4.【SUVタイプ】スズキ ハスラー
高めの車高でオフロードの走破性が高く、ハードな見た目も特長的な嗜好性の高い車種です。アウトドアに似合うクルマであり、頻繁に家族や友人とレジャーに行くという人におすすめです。ラゲッジフロアが汚れや水に強く、荷物も多く積むことができます。車内の収納スペースも充実しており、機能的でもあります。ツートンカラーなどカラーバリエーションも豊富なので、アウトドアだけでなくオシャレに街乗りするにも良いでしょう。普通車に負けない付加価値と、軽自動車の大事なポイントである燃費性能の高さを両立させている点が大きな魅力です。
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中古の軽自動車は安さばかりに気を取られず自分に合ったものを
中古の軽自動車を選ぶ際は安さばかりに気を取られず、自分の使い方に合ったものを選べるように条件を整理しておきましょう。実際に選ぶ際には、メーカー問わずさまざまなタイプの在庫を取り扱っている「ORIX U-car」のホームページを利用すると便利です。修復歴のないクルマのみを取り揃えており、状態表示も明確なので、安心して中古車選びができます。