トヨタが売上ランキングを独占!その理由や人気車種、売れ筋を紹介!
トヨタの車は、販売台数ランキングで常に多くの車種がランクインするほど人気があります。その理由のひとつに、どのようなニーズにも対応できるほどラインアップが豊富な点が挙げられます。そこでこの記事では、特にトヨタで人気の高い車種を紹介。トヨタの人気車種から、あなたにぴったりの1台を見つけましょう。
1.2021年度上半期の新車販売台数ランキング、ほぼトヨタ車が独占!
一般社団法人日本自動車販売協会連合会が10月に発表した、2021年上半期の「乗用車ブランド通称名別販売台数ランキング」によると、トヨタの8車種がトップ10入りしていることがわかりました。詳細は以下の通りです。
【2021年上半期 乗用車ブランド通称名別販売台数ランキング】
順位 | 自動車メーカー | 車種 |
---|---|---|
1位 | トヨタ | ヤリス |
2位 | トヨタ | ルーミー |
3位 | トヨタ | カローラ |
4位 | トヨタ | アルファード |
5位 | 日産 | ノート |
6位 | トヨタ | ライズ |
7位 | トヨタ | アクア |
8位 | トヨタ | ハリアー |
9位 | ホンダ | フリード |
10位 | トヨタ | ヴォクシー |
出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会「乗用車ブランド通称名別順位
また13位にRAV4、14位にシエンタ、15位にプリウス、17位にノア、20位にランドクルーザーと続き、トップ20位だけを見ても13車種がランクインしています。しかも、トヨタの躍進は日本だけに留まりません。2020年はコロナ禍だったにもかかわらず、5年ぶりにトヨタは世界販売台数が首位に返り咲きました。
2.トヨタの魅力とは?
ではなぜ、トヨタの車はランキングの上位を独占するほど売れるのでしょうか?トヨタの魅力を深く掘り下げてみましょう。
2-1.豊富なラインアップ
トヨタの魅力は、あらゆるニーズに対応できる車種の豊富さが挙げられます。コンパクトカーやフォーマルな高級セダン、本格SUV、ミニバン、ビジネスカーなど多彩なタイプの車がラインアップしています。加えて近年では、PHV、HV、FCV、EVといった次世代自動車の品ぞろえも豊富です。「究極のエコカー」との呼び声も高いFCEV(水素燃料電池自動車)への取り組みも注目されています。
2-2.ハイブリッドを普及させた
1997年10月、世界初の量産型ハイブリッド自動車「プリウス」がトヨタ自動車から誕生し、発売当初のカタログ燃費(10.15モード燃費)は28.0km/Lと、その燃費性能の良さが注目を集めました。さらに、2011年にはプリウスよりもさらにコンパクトなエコカー「アクア」が登場しましたが、こちらは燃費性もさらに高まったことで話題に。コンパクトでありながら「運転しやすい」とユーザーからも評価が高く、しかもプリウスは200万円台から、アクアは100万円台から購入できるとあって、発売以来好セールスを記録しました。
販売台数ランキングを見ても、上位にランクインする車にはハイブリッド車設定があります。そのなかでトヨタは、ハイブリッド車の設定が各モデルで多い点も販売台数を伸ばしている要因です。しかもトヨタは、地球温暖化抑制の取り組みとしてハイブリッドの特許を無償公開し、電動車の普及を促しています。こういった背景によって、ハイブリット車はここ20年近くで急激な普及が進んでいるのです。
3.【編集部イチオシ】トヨタのおすすめ・売れ筋車種を紹介!
ここからは「ORIX U-car」コラム編集部が選ぶ、トヨタのおすすめ車種を紹介します(取り上げる車種は、2021年11月時点の最新モデルです)。
3-1.バランスがとれたコンパクトカーのおすすめ車種
【パッソ】
女性ウケする見た目がかわいいコンパクトカーの「パッソ」。全長が3,650~3,680mm、幅は1,665mmの車体なので、軽自動車よりも少し長く、一般的な5ナンバーと同程度の横幅ですから見切りが良い車といえます。最小回転半径が4.6mと小回りが利くので、街乗りでも快適です。
エコカー減税の対象となるほどの低燃費も魅力。2WDではWLTCモード燃費消費率(国土交通省審査値)で、21.0km/Lをマークしています。また室内空間は、前後のシート間隔を広めに設計。後部座席もコンパクトカーとしては、トップクラスの広さを確保しています。ドアの施錠や解錠、エンジンスターターもワンプッシュするだけの簡単操作です。
【ヴィッツ】
欧州車のようなスタイリッシュな見た目で、女性を中心に人気がある「ヴィッツ」。小回りが利き、住宅地や街中での取り回しが楽にできます。ガソリン車とハイブリッド車の設定があり、街乗りがメインならハイブリッド車を選ぶことで燃費の良い走りが可能です。
コンパクトカーとはいえ、リヤシートに座っても膝まわりにゆとりがあり、コンパクトハッチバックで日常的な使い勝手の良さも抜群。利便性の高い収納や豊富なシートカラーもうれしいポイントです。なお2019年末に生産終了したため、現在は中古車のみ入手可能です。
3-2.大人数で乗車ができるファミリーカーのおすすめ車種
【アルファード】
大型LLクラスのフラッグシップミニバンで、高級感にあふれる外観やインテリアから「走る応接室」ともいわれるほど。「ヴェルファイア」とは、姉妹車として知られています。パワフルな走りが楽しめるガソリン車と燃費性能が高いハイブリッド車があり、どちらも静粛性が高く乗り心地が快適です。
乗車定員は8名と7名の2タイプを設定。7名乗りの2列目は、高級サルーンの象徴ともいえるオットマン付きのキャプテンシートを採用しています。先ほど紹介した新車販売台数ランキングでは、ミニバンのなかで首位となっているのも納得の結果です。
【ヴォクシー】
ミニバン車のなかでも人気の車種のヴォクシーは、都会的でスタイリッシュなデザインという特徴から、若いファミリー層を中心に支持されています。運転席からの視認性が高く、巻き込み回避しやすい工夫が施されるなど、運転が苦手な人でも運転しやすいと評判です。
豊富なシートアレンジにより大容量のラゲッジスペースも確保できるので、アウトドアにも最適です。低床なので子どもから高齢者まで乗り降りしやすく、車内空間も広く使用できます。
【シエンタ】
スタイリッシュな外観かつ先進的なデザインが目を引く、コンパクトミニバンです。5人乗りの2列シート車と6人乗り、または7人乗りの3列シート車があり、7人乗りでも最小回転半径は5.2mですから、街乗りも快適に走行できます。
ガソリン車とハイブリッド車設定があり、どちらもミニバンクラスではトップレベルの高い燃費性能を実現しました。室内空間は、ゆとりの室内高1,280mmを確保。ライフスタイルに合わせてシートアレンジが可能で、日常使いや買い物にも最適な一台です。
3-3.安定した走行性を重視したSUVのおすすめ車種
【ハリアー】
高級クロスオーバーSUVのハリアーは、精悍かつシャープな印象の外観と、居心地の良さが感じられる上質なインテリアが魅力です。ハイブリッド車とガソリン車の2タイプがあり、いずれのモデルも走行安定性能を高めるために、サスペンションにチューニングが施されています。
特にハイブリッド車は、新ハイブリッドシステムの搭載により高い操縦安定性と力強くシームレスな走りが実現しました。広々としたラゲッジスペースが用意されていて、キャンプなどで大きな荷物を運ぶのにも適しています。
【C-HR】
コンパクトクロスオーバーSUVの「C-HR」は、全体的な見た目が都会的かつシャープな印象に仕上がった車です。爽快な走りが楽しめるターボエンジン車と、先進的なシステム搭載したハイブリッド車がラインアップされ、特にハイブリッド車はシステム全体の効率化によって、低燃費を実現。加速が良く、走行フィーリングの心地よさも実感できます。
シートはホールド感があるため姿勢が崩れにくく、座り心地が良い仕様です。衝突を回避するカメラやレーダー、サポートブレーキシステムなど、安全性能の面でも優れた一台です。
3-4.燃費が良いハイブリッドカーおすすめ車種
【プリウス】
世界初の量産ハイブリッド乗用車として発売された「プリウス」は、まさにキングオブハイブリッドカーといえます。燃費性能や静寂性は抜群で優れた走行性能を誇っている車です。現行モデルの2WD(一部のグレードを除く)は、WLTCモード燃費消費率(国土交通省審査値)では30.8km/Lと驚異的な数値をマークしました。
選べる走行モードも魅力で、環境に配慮した「エコドライブモード」、モーターのみで走行する「EVドライブモード」、ドライバーの運転情報に応じて駆動力や加速・減速を機敏にコントロールする「パワーモード」などの設定があります。
【カローラ】
カローラには、ガソリン車とハイブリット車があり、とくにハイブリッドは燃費性能と走行性能が抜群です。現行モデルでは、WLTCモード燃費消費率(国土交通省審査値)で25.6~29.0km/Lを達成しました。
アクセルを踏めば、車が素直に反応してくれる走行フィーリングで、心地良い滑らかな加速感が味わえます。セダンとはいえ、最小回転半径が5~5.3mと小回りがきくので、運転が苦手な人でも車庫入れや縦列駐車を軽快に行えるでしょう。
【アクア】
欧州車を彷彿させるスタイリッシュなデザインのコンパクトカーです。1.5L小型ハイブリッドシステムを搭載し、燃費性能は抜群。車体の重心が低いためハンドリングの安定度も高いのが特徴です。しかも、コンパクトカーにしては加速性能も高く、スポーティーな走りを楽しみたい人にもぴったりといえるでしょう。
最小回転半径は、グレードにより4.9~5.2mと狭い路地での取り回しもスムーズにできるため、街乗りメインの人にもおすすめできます。全席に長い座面のシートを採用しているため、大人でもゆとりをもって座れる点も魅力です。
【カムリ】
ミドル級の4ドアセダンのカムリは、かつてはファミリーカーとして親しまれていましたが、現在のモデルはスポーティーかつ気品のあるスタイリングで、年齢層問わず人気があります。現行モデルはハイブリッド車のみの設定で、パワーのある走りと低燃費を両立させつつ上質な乗り心地を実現しました。
安全性に配慮された運転席、大人3人が並んでもゆったりと座れる後部座席など、室内空間も上質セダンにふさわしい作りとなっています。
4.トヨタの中古車なら、在庫が豊富な「オリックス U-car」がおすすめ!
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